爬虫類漫画「秘密のレプタイルズ」あらすじと感想

この漫画は漫画の中でも数少ない、「爬虫類」を題材にした一風変わった漫画です。
本漫画のあらすじと感想をまとめます。
秘密のレプタイルズ1巻

あらすじ

主人公は25歳の平凡なサラリーマン

営業職の25歳、主人公の海原海鹿(うなばらいるか)は上司からノルマを3倍にすることを言い渡され、腹いせに社用車で漫画喫茶へ行こうとします。
その途中で大型ペットショップ「アニマーレ」を見つけ、「なんかペットでも飼って癒されてみるかな」という軽い気持ちで入店します。

ヒロインは犬猫をディスりまくるペットショップ店員

そこで犬を見ていた時、ふいにアニマーレ店員、爬虫類担当の長良永(ながらなが)と目が合います。
主人公は目が合ってしまった気まずさから咄嗟に「可愛いですね、ここのワンちゃん達」と言いますが、長良さんの口からはまさかの「いえ全然?」との答えが。
その後物凄い勢いで犬猫をディスり始め(あまりに酷いのでコミック版では台詞に修正がされています)、「あなたもペットは小動物しかいないと思っているクチですか?」と言い、やや強引に3階の爬虫類コーナーへと主人公を連れて行きます。

初めての爬虫類ペットはハイイエローのレオパードゲッコー

ハイイエローのヒョウモントカゲモドキベビーそこで長良さんは全くの爬虫類初心者である主人公に色々な爬虫類を紹介しますが、「絶対惚れる最強のカードを切りましょう」と言い、「レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)」を主人公の手に乗せます。
摂餌シーンのあまりの可愛さから主人公はそのレオパードゲッコーをペットとすることを決め、爬虫類ペットのいる生活が幕を開けました。

みどころ・感想

爬虫類知識が凄い

主人公や周辺の人間が爬虫類(や活き餌)を飼おうとするタイミングで、丸々1ページ使って飼育の方法を丁寧に解説してくれます。
名古屋市にある大型ペットショップが取材に協力しており、かなり有用な情報が載っています。
爬虫類の知識に関しては右に出る漫画はありません。

哺乳類と爬虫類を比べて「こういうところがこう異なる」というユニークな解説の仕方が随所に見られ、初心者でも想像がしやすくとても分かりやすいです。
爬虫類初心者でも、哺乳類のことは想像しやすい方が多いのではないでしょうか。
「爬虫類と哺乳類の対比」をすることで、爬虫類の特徴が上手に説明されています。

作者の画力がとても高く、爬虫類の絵が本物そっくりに描かれているのもポイントです。
爬虫類のカッコよさが多分に表現されています。

女性が魅力的

作者は別名義でR18漫画を描かれている方で、登場する女性(勿論爬虫類好きが多いです)がかなり魅力的です。

  • アルビノの自称行き遅れ貧乳美人
  • 高校生女王様
  • 白人ハーフアニオタへそピ美女
  • 姉御系百合美女

など、女の目線から見ても「あー男の人は絶対こういう女の子好きだろうな」というのをヒシヒシ感じます。笑
ヒロインの長良さんも美人なのに爬虫類の話になると止め処なく語り続ける「ウザデレ」というジャンルの女の子です。
付き合ってて楽しいのはこういう子なんでしょうね。
なお、別名義での漫画についてですが、この漫画には十二時ヶ丘てちちゃんのお兄さんが主人公の友人として登場します。

まとめ

とにかく、爬虫類への愛情が凄い漫画です。
絵のうまさや爬虫類の知識は勿論、ストーリーもよく考えられているので爬虫類に興味がない人が読んでも面白いと感じると思います。
伏線が色々と張り巡らされていて、読み応え抜群です。
実を言うと私も最初は全く爬虫類に興味がなかったのですがこの漫画を読んでレオパを飼い始めて沼にどっぷりとハマりサイトを開設するに至りました。笑

爬虫類に興味がなくてもストーリーが面白いので普通に楽しめる漫画です。
哺乳類しか好きでない人が読んでも面白いですよ。
気になっている人はぜひ読んでみてください!

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