ペットにおすすめの爬虫類5選

ペットとしておすすめの爬虫類や、よく飼育されている爬虫類を紹介していきます!
「爬虫類を飼いたい」と考えている方や、「ペットとしてメジャーな爬虫類が知りたい」という方、必読です!
比較的飼いやすく、飼っていて楽しい種類を紹介していきます。

ここで紹介する種類は一人暮らしでも飼える種類です。
一人で生活していて「生活に癒しがほしい」「頑張る理由がほしい」という方も是非ご覧ください。

本記事で紹介する爬虫類は以下の5種類です。

  • ヒョウモントカゲモドキ
  • ニシアフリカトカゲモドキ
  • クレステッドゲッコー
  • フトアゴヒゲトカゲ
  • コーンスネーク

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)

ヒョウモントカゲモドキのイメージ

基本情報

  • 分類:ヤモリ(トカゲモドキ)
  • 主食:生きた昆虫(コオロギ、ミルワーム、ゴキブリ等)
  • 活餌:必要
  • バスキング:不要

おすすめポイント

  • 最も多く飼育されている爬虫類なので、生体や情報の入手が容易
  • モルフが豊富(100種類以上)
  • 比較的飼育難易度が低い

「レオパ」の愛称で親しまれ、日本で最も多く飼育されている爬虫類です。
飼育人口が多いので情報や生体は容易に入手でき、モルフ(品種)が非常に多く存在します。
野生種は過酷な環境に生きているので、丈夫で飼いやすい種類です。

ただし、場合によっては活餌を扱う必要が出てきます。
同居人がいる場合はしっかりと許可を取り、覚悟を持って飼育しましょう。

飼い方はこちらをご覧ください。

ニシアフリカトカゲモドキ(ファットテールゲッコー)

ニシアフリカトカゲモドキのイメージ

基本情報

  • 分類:ヤモリ(トカゲモドキ)
  • 主食:生きた昆虫(コオロギ、ミルワーム、ゴキブリ等)
  • 活餌:必要
  • バスキング:不要

おすすめポイント

  • とにかく可愛い、人を選ばない見た目
  • レオパほどではないもののモルフも多数存在

上述のヒョウモントカゲモドキに次いで、トカゲモドキ界で人気を誇る種類です。
「本当にヤモリなのか?」という程可愛らしい見た目をしており、爬虫類が苦手な方でも結構「この子は大丈夫」と言ってくれたりします。

ヒョウモントカゲモドキよりも多少湿度にシビアな面がありますが、それでも飼いやすい種類です。
飼育の際は活餌を使う覚悟だけはして下さい。

飼い方はこちらをご覧ください。

クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)

クレステッドゲッコーのイメージ

基本情報

  • 分類:ヤモリ
  • 主食:果実
  • 活餌:成体から飼えば不要
  • バスキング:あると望ましい

おすすめポイント

  • 成体から飼えば人工飼料のみで終生飼育可能
  • 壁チョロ(壁にくっつくヤモリ)にしては珍しくハンドリング可能
  • 見た目が可愛い
  • 物怖じしない性格

一昔前まで、爬虫類ペットとしてヒョウモントカゲモドキと人気を二分していました。
現在はヒョウモントカゲモドキの方が多く飼育されていますが、本種も根強い人気があります。

爬虫類を飼育する際には餌が結構なハードルになることが多いのですが、本種は成体から飼育すれば人工飼料のみで終生飼育が可能です。
野生下では天敵が少ない環境で生活しているので、あまり人を怖がることもありません。

飼い方はこちらをご覧ください。

フトアゴヒゲトカゲ

フトアゴヒゲトカゲのイメージ
  • 分類:トカゲ
  • 主食:野菜
  • 活餌:あると望ましい(特に幼体時)
  • バスキング:必要

おすすめポイント

  • 人によく慣れる
  • 見た目がカッコいい
  • とにかく飼育していて楽しい

本種も爬虫類ペットとしてかなり人気のある種類です。
基本的に爬虫類は人に懐くことはありませんが、フトアゴヒゲトカゲは人の顔を見分け、餌をくれる人が来ると反応します。
触られることは好みませんが頭が良く、犬のような魅力のある爬虫類です。

中型なので大きめのケージが必要になり、飼育環境を整えるのにお金がかかります(だいたい5万円前後)。
また、「バスキング」と言って紫外線の照射が必要になる種類です。
お迎え前の事前準備はしっかりと行いましょう。

飼い方はこちらをご覧ください。

コーンスネーク

コーンスネークのイメージ

基本情報

  • 分類:蛇
  • 主食:ネズミなど
  • 活餌:場合によっては必要
  • バスキング:不要

おすすめポイント

  • 飼育がとにかく楽
  • ヘビを飼いたい人の入門種
  • モルフが豊富(600種類程度)

最後に少し趣向を変えて、蛇を紹介します。

蛇の最大の魅力はそのモルフの多さと世話の楽さにあります。

ここで紹介している「コーンスネーク」という種類の蛇が最も多く飼育されている蛇です。
600種類以上のモルフが存在し、選ぶ楽しみも自分で望む個体を作り出す楽しみもあります。

ペットとして累代繁殖が進んでいるため、ケージに手を入れたら必ず噛みつくような種類ではありません。

給餌は幼体で3日に1回、成体で1週間に1回程度とかなり世話の頻度が低いです。

ただし、餌は冷凍のネズミを溶かして与えることになりますので、その覚悟だけが必ず必要です。
冷凍ネズミを冷凍庫に入れることに抵抗がある(特に同居人が)場合はそれ用の冷凍庫を用意しなければなりません。
餌の問題だけクリアしてから飼い始めましょう。

まとめ

ペットとしてお勧めの爬虫類を5種類紹介しました。
哺乳類のようにフワフワな手触りや人に懐くということはありませんが、爬虫類は見た目がかっこよくて飼っていてとても楽しいです。

家にペットが1匹いるだけでも日々の楽しみが見出せたり、仕事を頑張れたりするものです。

ゆっくりとお気に入りの子を探してみて下さい。

関連記事

爬虫類飼育者の間でよく使われる用語を紹介しています。
一度目を通しておくと良いと思います!

爬虫類を飼う際の基本的な知識を紹介しています。
哺乳類とは少し育て方が異なりますので、しっかりと理解しておきましょう。

sponsored link: