名古屋レプタイルズワールド(ナゴレプ)2018レポート

名古屋市内の吹上ホールで開催された、名古屋レプタイルズワールド2018へ行って来ました!
イベントの概要やレポートなどを掲載します。

基本情報

日時 2018年9月22日(土):10時~18時
2018年9月23日(日):10時~17時
場所 吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)
名古屋市千種区吹上2-6-3
アクセス 名古屋市営地下鉄桜通線「吹上」駅より徒歩5分程度
入場料 高校生以上:前売1200円 / 当日1400円
中学生:前売800円 / 当日1000円
小学生:前売600円  / 当日700円
ホームページ http://nagorep.com/
注意事項
  • 出展者以外の生体の持ち込み禁止(ペット同伴不可)
  • 出品業者以外の販売禁止
  • 会場内の無許可での撮影禁止
  • 会場内は全面禁煙

ナゴレプとは?

ナゴレプとは「名古屋レプタイルズワールド」の略称で、爬虫類の展示即売会イベントのことです。
毎年9月に、名古屋市内の吹上ホールで開催されています。

「爬虫類の展示即売会」という名目ではありますが、実際のところは両生類、哺乳類、鳥類、活餌、動物雑貨など爬虫類に限らず幅広いものが扱われています。
ハムスターやフェレットなどの定番ペットから、コツメカワウソやフェネックなどの珍しい生き物までいます。

公式から30秒CMの動画も公開されています。
会場の雰囲気がよく分かる動画です。

哺乳類が目当ての方へ

哺乳類のイメージ私が実際に会場へ行ったのは9月23日(日)ですが、その時に目にした生体は以下です。
(全て網羅できているわけではありません。また、他のイベントで「必ずいる」という保証はありません)

  • ハムスター
  • パンダマウス
  • ファンシーラット
  • デグー
  • チンチラ
  • フェレット
  • うさぎ
  • コツメカワウソ
  • ヨツユビハリネズミ

フェレットに関しては専門店(フェレットワールドさん)が出店されていました。

ナゴレプは哺乳類を扱っているお店も多かったので、「哺乳類だけ見たい」という方でもそれなりに楽しめるイベントだと感じました。
ただ飼育用品に関してはあまり品揃えがなかったので、お目当ての生体がいる場合は先に別のペットショップや通販等で必要な用品一式を揃えておくことをお勧めします。

会場の様子

9:56に入場待機列の最後尾に到着し、会場入りしたのは10:10でした。
ナゴレプの待機列の様子開場時間付近に行くとかなり列が出来ていますが、入場するだけの列なのでそこまで待つことはありませんでした。

ナゴレプの入り口の様子入り口の様子です。
客層も単独の方から家族連れの方、小中学生から50代くらいの方と幅広いです。
外国人の方もそれなりにいらっしゃいました。

本イベントに行かれる際は、必ず前売り券を購入することをお勧めします
チケットを買うのにもまた別の列に並ばなければならないので、前売り券を買った方がスムーズです。
しかも当日券よりも安いのでメリットしかありません。
万が一買い逃した方は、当日券もお近くのファミリーマートまたはサークルKサンクスで購入できます。
当日券はコンビニで発券しても値段は同じですが、購入列に並ぶ手間が省けますので道中でそちらを買ってから会場へ向かいましょう

出展者について

本イベントには色々な方が出店されます。
実際に2018年にナゴレプに出店されていたお店を挙げながら解説していきます。

※基本的に会場では写真の撮影が行えないため、写真はありません。すみません…。

ブリーダー

小売店を挟まないため、良い状態の個体が安く売られていることが多いです。
一般的な安めのモルフから高価なモルフまで、様々な生体が扱われています。
どのブースもお客さんからの質問にしっかりと答えていて、売る側も買う側も楽しそうでした。
爬虫類初心者にも丁寧に飼い方や生態などを説明している場面を多く見ましたので、初めて飼う方も臆さなくて大丈夫だと思います。

出店(順不同/敬称略)

など

ペットショップ

ペットショップもイベント価格で販売しており、安めに購入できることが多いと思います。
ブリーダーの方は「特定の種類をたくさん扱っている」という方が多い印象ですが、ペットショップは「たくさんの種類の生き物を扱っている」という印象です。
触れ合いを実施しているお店も多く、小学生に人気を博していました。

愛知県やその近隣のペットショップだけでなく、遠方のペットショップも参加されているのが嬉しいですね!
イベントに行くだけで遠方のペットショップを色々と見て回れるのでお得です。

多くのペットショップは当日の営業はお休みしているので、イベント日に店舗に行こうとする際は注意して下さい。

出店(順不同/敬称略)

など

餌屋

爬虫類の活餌専門店も来ています。
イベントで購入すると送料をおまけしてくれたり、通販では絶対に行わないような少量販売をされていたりします。
個人的に少量のハニーワームが安く手に入ったのがとても嬉しかったです(1パック買っても使いきれないので……)。

出店(順不同/敬称略)

など

雑貨

様々な動物雑貨を扱うお店がたくさん出ていました。
特に人気だったのがペットの似顔絵を作成しているブースで、かなりの待ち時間となっているようでした。
その他にもハイクオリティーなシルバーアクセサリーやペット用の帽子、お手頃なマグカップなど幅がかなり広いので雑貨屋さんだけ見ていても十分楽しめます。

出店(順不同/敬称略)

など

メーカー・出版社

イベント価格で売っているところと定価で売っているところがありますが、もうとにかく量と種類が凄いです。
普通のペットショップと比べても遜色ないような棚を構築し、びっしりと商品を並べているブースには舌を巻きました……。
品数と種類が凄いのでゆっくり見ているとあっという間に時間が過ぎます。

出店(順不同/敬称略)

など

イベントに行くメリット

私が思う、イベントに行くメリットを解説します。

良い状態の個体を安く手に入れられる

イベントでは良い状態の個体を安く手に入れられることが多いです。
ブリーダーさんから直で買えば小売店を挟まない分安いですし、小売店もイベント価格で販売していることが多いです。
イベントはペットショップと違い入場料がかかりますが、それを加味してもまだイベントの方が安いと思います。

ペットショップに比べて選択肢がたくさんある

ペットショップに比べて会場の敷地面積も広いですし、たくさんの個体が一堂に会していますのでかなり選択肢が広くなります。
会場がそれなりに広いので歩きまわっていると疲れますが(笑)、しっかりと状態や色などを見比べながら購入することが可能です。

ここでしか見られないイベントなどがある

ナゴレプは生体や飼育用品の売買だけではなく、イベントも開催されています。
今年度のイベントの一例です。

  • ゲル男トークショー(「レオパゲル」を開発された方のトークショー)
  • 秘密のトークライブ 鯨川リョウ先生(漫画「秘密のレプタイルズ」作者のトークショー)
  • 猛禽フライトショー

上記以外にも色々なイベントが開催されています。
トークショーの聴講には特に追加料金は発生しません。

かなり熱く語って下さる方からコミカルなトークをして下さる方まで様々です。

まとめ

大人で1400円(前売り1200円)の入場料がかかってしまうイベントではありますが、入場料を払う価値はかなり高いと思います。
爬虫類以外にも色々な生き物のお店が出ているので、正直ペットが好きな人は適当に歩いているだけでもかなり楽しめると思います。

100万円近くする生体が扱われている傍ら、良心的な価格でメダカ掬いを実施していたりとかなり混沌としている空間ではありますが、ファミリー層からマニアまで全ての生き物好きが楽しめるイベントです。

行ったことがない人には是非一度行ってほしいイベントです!

参考:各地のイベント

今回は名古屋でのイベントのレポートでしたが、同じような即売会は全国各地で実施されています。
お住まいの近くのイベントを探してみて下さい!

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