レオパが脱走した際の対処と見つけ方

レオパが脱走した際の対処と、見つけ方を解説します。
レオパ以外にも似たような生体の爬虫類でしたら同じように対処して下さい。

まず、レオパが脱走して困ったところにこの記事を見つけた方は、この記事を読み始める前に一刻も早く部屋の戸締りをしてください
外へ逃げられると発見・捕獲はほぼ不可能となってしまいます。
脱走して時間がそんなに経っていなければ、ケージのある部屋も閉め切り他の部屋へ移動されることを防いでください

温度を管理する

特に冬や寒い季節である場合、すぐに部屋の温度を上げてください
私たち恒温動物とは違い、相手は変温動物なので低温が続くと死んでしまいます。
レオパを探す前に家全体を快適な温度になるように調整します。

暗くて狭い場所を探す

説明するまでもないと思いますが、レオパは暗くて狭い場所を好みますのでそのような場所を重点的に探しましょう。
ケージの近くから探し、徐々に遠くの箇所を見て行きます。
冷蔵庫の下、洗濯機の下、タンスの下、ラックの下、部屋に積んである洗濯物の中、布団の中、全て探してください。

この際、暖かい場所と寒い場所を両方探すようにして下さい。
温度の高い場所であれば好んでそこにいる場合もありますし、温度の低い場所であれば逆に動けなくなっている場合もあります。

踏まないように注意

特に布団の中を捜索する際など、不用意に布団に乗ると中にレオパがいた場合踏みつけてしまう可能性があります。
そのような場所を探す際は必ずいないことをまず確認してから上に乗ってください。
床を歩く際もきちんと下方を確認し、いないことを確認できてから歩いてください。
普段生活するように歩いてしまうと踏む可能性があります。
必ず足を下ろす場所にレオパがいないか、逐一確認するようにしてください
どうしても電気がつけられず暗い場所を探さなければならない場合は足を引きずるようにして摺り足で歩きましょう。

それでも見つからない場合

それでも見つからなければ、部屋を暗くして少し様子を見てみましょう。
レオパは夜行性ですので部屋が暗くなると狭いところから出てきて活動し始めます。
ある程度の時間部屋を暗くしておき、いきなりパッと明るくすると狭い場所から出てきたレオパを発見できる可能性があります。

あまり音をたてる種類ではありませんが、部屋を暗くした際は聞き耳を立ててみましょう。
物音がした場合はその部屋の中を動き回っている可能性が高いです。

また、どこかに糞が落ちていないかを確認します。
落ちている場合、特にその糞が新しい場合、その近くにいる可能性が非常に高くなります。

長い間見つからない場合は水だけは飲めるように、水入れに水を入れて随所に置いておいてください。
健康なアダルトのレオパであれば1ヶ月の絶食には耐えられます。

やってはいけないこと

ゴキブリホイホイを設置するのはやめましょう。
普通にしていれば生きていられた個体がゴキブリホイホイに囚われることにより、衰弱して死んでしまう可能性があります。
剥がす時の生体へのストレスも相当なものになりますので絶対にやめましょう。

脱走されないようにする対策

シェルターを踏み台にするレオパ

無事見つかった後は、もう一度飼育環境を見直し、脱走をされないように環境を改めてください。
お迎えした時と比べて体が大きくなり、ケージの出口まで手が届くようになっていなかったでしょうか。
シェルターを踏み台にして、上にある出口を超えてはないでしょうか。
観音開きのケージのドアを、閉め忘れてはいないでしょうか。

などなど、脱走の原因をしっかりと特定して改善し、二度と脱走されないように心掛けましょう。

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