爬虫類用の人工飼料「ニードクリケット」を紹介します!
基本情報
(※写真をクリックすると購入画面を表示します)
価格 | オープン価格 (※だいたい2000円前後が多いです) |
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内容量 | 100g |
原産国 | タイ |
原材料 | 95%:ヨーロッパイエコオロギ 5%:その他 |
「ニードクリケット」の「ニード」は「need(必要)」ではなく「knead(練る)」です。
「練るコオロギ」「コオロギの練り餌」というような意味の商品です。
与え方
本商品は、ニードクリケット粉末と水の比率を10:7にして混ぜ合わせて与えます。
粉末のまま与えるのではなく、必ず水を加えて練って下さい。
袋を開けると付属のスプーンが入っています。
だいたいこのスプーンにすり切り1杯で、アダルトのレオパ1回分の量くらいです(※個体差はあります)。
10;7の比率さえ崩さなければOKなので、たくさん作りたい場合はスプーンで測らなくても良いです。
だいたいスプーンの7割くらいになるように水を計ります。
スポイトを持っている場合はスプーンの水の量を微調整しやすいです。
グラブパイは水で作ると失敗しますが、ニードクリケットは水でOKです。
これらを混ぜ合わせます。
水を混ぜると固まるように出来ていますので、徐々に固まってきます。
固すぎる・柔らかすぎるという場合は、水や粉を足して微調整して下さい。
実際に与えてみて
実際に私が飼育している生体に与えてみて、良かった点と悪かった点を紹介します。
良かった点
本商品の最大の売りは、95%がコオロギから出来ているというところです。
これが何を意味するのかというと、コオロギ(特に冷凍や乾燥コオロギ)に餌付いている生体であればニードクリケットをコオロギだと認識し、餌付いてくる可能性が高いです。
実際に私が飼育している個体も「レオパゲル」「グラブパイ」「ブレンドフード」全てに餌付きませんでしたが、本製品にだけは餌付いてくれました。
(検証に用いた固体は、活餌のフタホシコオロギをピンセットから問題なく食べる個体です。
また、元々食が細く、空腹状態でも毎回コオロギの体液を舐めさせてやっと食いついてくるような個体はこちらの餌には餌付きませんでした)
人工飼料飼育がしたい場合は一度こちらの餌を試してみる価値は十分にあると思います。
また、活餌や冷凍餌を切らしてしまった時のためにも人工飼料は1つ家に置いておくと安心です。
悪かった点
悪かったという程ではないかもしれませんが、水を計量し、練るのは多少は手間がかかります。
そのまま使用できるタイプの餌よりは少し利便性が落ちる印象です。
また、粘度が低いため思い切り食いつかれた時によく千切れて下に落ちてしまうことがありました。
一口サイズに上手いこと調整できるようになるのに、多少コツが必要です。
注意点
本製品はコオロギのみを主原料とし、人工飼料に餌付けることを目的とした餌です。
従って、与える際には必ずカルシウムパウダーのダスティングを行うか、カルシウムパウダーを入れた小皿をケージに常設するか、どちらかを行なってください。
コオロギは元々カルシウムとリンの比率が著しく悪く、それだけ与えていると100%くる病に罹患してしまいます。
十分注意しましょう。
まとめ
- 水を入れて練ることで完成する人工飼料です
- 95%の原材料がコオロギなので、最も餌付きやすい人工飼料と言って良いと思います
- 生体に本餌を与える際には必ずカルシウムパウダーをダスティングしましょう
本商品を試されたい方は、こちらからご購入下さい!
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