小型の地表性ヤモリの飼育に必要な用品を紹介していきます。
- ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)
- ニシアフリカトカゲモドキ(ファットテールゲッコー)
- ソメワケササクレヤモリ
- ナキツギオヤモリ(アンダーウッディーサウルスミリィ)
等に必要な飼育用品は全て共通です。
出来ればお迎えする前に、しっかりと準備しておきましょう!
必要なもの
以下のものは必ず必要になります。
絶対に揃えて下さい。
(画像をクリックすると購入画面を表示します)
- ケージ
- シェルター
- ピンセット
- 床材
- 水入れ
- 霧吹き
- カルシウムパウダー
- 温度計・湿度計
- パネルヒーター
一つずつ解説していきます。
ケージ
動き回るような種類の方が少なく、体長の2倍程度あれば大丈夫と言われています。
レイアウトケージを作りたい場合は大きめのものを選びましょう。
こちらの記事でお勧めのケージを紹介しています。
シェルター
ウェットシェルターが一般的です。
このシェルターは素焼きになっており、上に水を入れると内部を良い感じに保湿してくれます。
これ1つ入れておくだけで簡単に脱皮不全を予防できます。
ドライシェルターを使いたい場合は湿ったスポンジを中に入れておくと同様の効果を得ることができます。
不安な場合はウェットシェルターとドライシェルターを併用すると良いです。
このように出入り口が複数個所あるシェルターを使用すると、色々な所からの出入りが見られて生体の観察がより楽しくなります。
ピンセット
生体に給餌する用と掃除に使う用の2種類を用意するのがお勧めです。
生体に給餌する用は鉄製のものだと生体を傷付けてしまう場合があるので、竹製のものを使用して下さい。
掃除に使う用のものは鉄製のものが使い勝手が良くてお勧めです。
床材
キッチンペーパーを湿らせて敷いても良いですが、ソイルを使用すると高い消臭効果を発揮してくれます。
生体を人工飼料で飼育したい場合、誤飲の可能性のないキッチンペーパーやペットシーツがお勧めです。
水入れ
ひっくり返されない重さのものを選びましょう。
だいたいの水入れはそのように設計されていますので、好みで選んで大丈夫です。
霧吹き
少し値段が高いですが、爬虫類の飼育用の霧吹きを使うと細かいミストが噴射できます。
100均のものでも十分です。
カルシウムパウダー
コオロギ等の活き餌を与える場合、必ずカルシウムパウダーをかけてから与えて下さい(これを「ダスティング」といいます)。
ヤモリの好む昆虫はカルシウムとリンのバランスが悪く、そのまま与え続けているとくる病を引き起こしてしまいます(骨が変形します)。
人工飼料を使用する場合はダスティングは必要ありませんが、個体によっては人工飼料を食べないものもいるので最初に1つ用意しておくと良いです。
温度計・湿度計
上記のような、ケージの内部に張り付けられるものが使い勝手が良いです。
爬虫類の飼育はより温度・湿度の管理が大切になりますので必ず用意して下さい。
パネルヒーター
温度勾配(おんどこうばい)と言って、ケージの中に温かい部分と涼しい部分を作り出すために必要になります。
爬虫類は体温のコントロールを外部の温度に依存しますので、必ず1つは用意してケージ内に温度の勾配を作って下さい。
飼育用品を揃えるのにかかる費用
どのケージを買うかで大きく変動しますが、だいたい1万円~2万円くらいあれば一通りは揃えられます。
基本的に、生体をお迎えする際にはお迎え前にきちんと環境を整え、それから生体を見に行くというのが一般的です。
お迎え前に必ず必要なものは一通り揃え、ヒーターを試運転させてケージの中を快適に保てているかをきちんと確認しておきましょう。
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「必ず必要」とまではいきませんが、「あると便利」な飼育用品は以下で解説しています。
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