ハムスターのケージ種類比較

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ハムスターはメジャーなペットなだけあり、さまざまな種類のケージが売られています。
特に大型ペットショップへ行くと、バリエーションがとても豊かで見ていて楽しくなります。
しかし、多すぎてどれを選んだら良いのか分からない!という事態が起きます。
私としては、ハムスターの飼育には衣装ケースを使用することをおすすめします
以下でケージごとに詳しく比較していきます。

比べるもの

ハムスターのケージとして一般的に利用される、4つの種類を比較します。

  • 金網ケージ
  • 衣装ケース
  • プラケース
  • 水槽

金網ケージ

メリット

  • 最も多く売られ、入手が容易
  • 比較的安価な場合が多い
  • 通気性が良い
  • 回し車や給水器など、必要なものがセットになっている場合が多い
  • ケージを改造する手間がない

デメリット

  • 金網を齧られることにより、不正咬合のリスクが高くなる

金網ケージは最も一般的に使用される、ハムスターのケージです。
通気性が良い上に安価で、必要なものがセットになっていることが多いです。
ただし、金網を齧ってしまう個体も多く、そのような場合は噛み合わせが悪くなり不正咬合を引き起こしてしまう可能性があります
それだけでなく金網を齧られるとかなりうるさいですし、ケージ自体の劣化も早くなります。

衣装ケース

メリット

  • ケージ自体の値段はかなり安価
  • 軽くてケージの掃除が楽
  • 齧られることがない

デメリット

  • 改造に手間がかかる

衣装ケースはハムスターの小屋として使用するのはかなりおすすめです。
内部に出っ張りがなければ、まず齧られることはありません。
ただし、衣装ケースは元々ハムスターを飼育する用途で作られていないので、多少改造の手間がかかります。
給水器を取り付けられるように穴を開け、針金で固定しましょう(最初から針金が付属している給水器も売られています)。
床材を集めても脱走できる高さにならなければ、蓋はなくても大丈夫です。
蓋をしたい場合は穴を開け、メッシュを貼りましょう。
衣装ケースはほぼペットショップには売っていませんので、欲しい場合はニトリなどへ行きましょう。

プラケース

メリット

  • 軽くて掃除が楽
  • 齧られることがない

デメリット

  • 少し値段が高め
  • 改造に手間がかかる

プラケースもケージ齧りの心配がなくおすすめです。
しかし、衣装ケースに比べると値段が高く、衣装ケースほど大きいものはありません。
衣装ケースよりは見栄えは良いですが、小さすぎるので成体のゴールデンハムスターには向きません。
ただし、ペットを飼育する上でプラケースは何かと使い勝手が良いので、ケージの掃除中にハムスターを退避させておく場所として1つ持っておいても良いかと思います。

水槽

メリット

  • とても見栄えが良い

デメリット

  • 改造ができない
  • 重たく、掃除の際に不便
  • 通気性が悪い

水槽もハムスターのケージとして使用することができます。
見栄えは非常によく、観察しやすいのがメリットです。
しかし水槽自体は水を入れても大丈夫なように作られているのでかなり重さがあり、掃除がしにくいです。
余程見た目に拘る場合以外は避けた方が無難だと思います。
また、改造が不可能なため、給水器を取り付けられるような水槽を探して選ぶ必要があります。
もし水槽を使用する場合、通気性がとても悪いので蓋は取るようにしましょう。

結論

ケージを齧る個体であれば衣装ケース、齧らない個体であれば金網ケージか衣装ケースが一番良いケージの選択だと思います。
どちらか判断に迷う場合や、ハムスターのお迎え前にケージを揃えておきたい場合は衣装ケースを買うとまず失敗しません
多少改造に手間はかかりますが、それ以上にメリットが大きいです。
衣装ケースはペットショップでは扱っていないことがほとんどなので、購入の際は最寄りの家具屋へ行きましょう。
 

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