ツノガエルのオタマジャクシの飼い方

ツノガエルのオタマジャクシの飼い方を解説します!
サラマンダーやイモリ等変態する両生類は他にもいますが、「オタマジャクシがカエルになる」というのは最もよく知られた変態です。

オタマジャクシを飼育すると「日々何かしら変化がある」と言われており、オタマジャクシから飼育することの最大の楽しみは「観察」にあります。
仕事や学校から帰ってきて水槽を覗いてみると昨日より大きくなっていたり、昨日はなかった手や足が生えていたりと、観察のし甲斐がとてもある、飼っていて楽しい種類です。

そもそもどこで買うのか?

ツノガエルの成体はよく扱われていても、オタマジャクシを扱っているお店はあまり多くありません。
ネット通販を探してみるのが一番良いです。

参考:生物堂(外部リンク)
※2018年現在、両生類の通販は禁止されていません。

また、爬虫類のイベントなどでオタマジャクシを目にすることもあります。
イベントであれば実物を見て選ぶことができますので、根気良く探してお気に入りの子を見つけるのも一興ですね。

用意するもの

飼育には、水槽とスポンジを用意します。
(画像をクリックすると購入画面を表示します)

水槽


100均のプラケースで問題ありません。
オタマジャクシは止水を好むため、エアレーションは必要ありません。
また、あまり広すぎるものを使用するとオタマジャクシが餌を見付けられなかったりメンテナンスが大変だったりするので、小さめのプラケースがベストです。

スポンジ


最初は必要ありませんが、前足が生え始めたら半分スポンジを敷いて陸地を作りましょう。
(この頃にえら呼吸から肺呼吸に切り替わりますので、水中での飼育を続けていると溺死してしまいます)
熱帯魚のろ過用フィルタに使う、ウールマットを使用するのが一般的です。

毎日の世話

毎日の世話は餌やりと水換えです。

餌やり


冷凍のアカムシを解凍して1日2回程度与えます。
幼体時の栄養の摂れ方で、成体になってからの体格などが変わってきます。
アカムシは栄養豊富で優秀な餌ですが、放っておくとかなり水を汚します。
食べ残しはスポイトなどで取り除きましょう。

水換え

元々劣悪な水質でも生きていられる種類ですが、水が汚れたら換えて下さい。
1日1回~2、3日に1回のペースで水換えを行います。
この際、

  • 水合わせを行うこと
  • カルキを抜くこと(塩素中和剤を使用する、日光の下に放置するなど)

を必ず行って下さい。
急な水温の変化はオタマジャクシに負担がかかります。
25度前後の水温で、しっかりと合わせを行って下さい。

成長の様子

少し後ろ足が生えたオタマジャクシ後ろ足が生えてきます。

後ろ足がしっかりしてきたオタマジャクシ生えた後ろ足がだんだんしっかりとしてきます。

下から見ると前足が形成されているオタマジャクシ下から見ると、前足が形成されているのが分かります。
(プラケースで飼うと、透明な上に軽いので下からの観察も容易です)

片前足が生えたオタマジャクシ前足は片方ずつ生えてきます。

両前足が生えたオタマジャクシ前足が両方生えました。

陸地を作られたオタマジャクシこの段階になったら、必ず陸地を作りましょう。
上の写真のように、半分にスポンジ(またはウールマット等)を敷いて陸地とします。
このタイミングでえら呼吸から肺呼吸へ切り替わりますので、陸地なしでそのまま飼育していると溺死してしまいます

まだ尻尾が残っていますが、だいぶカエルらしくなって来ました。
この段階になると、オタマジャクシの時に生えていた歯が取れます。

t上の写真の黒いU字状のものが取れた歯です。
歯が取れるともうアカムシは食べられなくなるので、変態が完了するまで餌はやらなくて大丈夫です。

カエルになった後の育て方はこちらをご覧下さい。

まとめ

飼育のポイントは以下です。

  • 止水で飼育する(エアレーションを使わない)
  • 餌(冷凍赤虫)を1日1~2回程度与える

オタマジャクシの成長過程の観察を楽しんで下さい!

 

 
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