べルツノガエルの飼い方

最もペットに向いているカエル」と言われる、べルツノガエルの飼い方を紹介します!
目の上にあるツノが可愛らしい上、とても飼いやすいカエルです。

予備知識

べルツノガエル本種は野生ではアルゼンチン・ウルグアイ・ブラジル等に生息しています。
カエルの中でもトップクラスの食欲・丈夫さを持っているため、「飼いやすさ」という点で右に出るカエルはまずいません。
一般的に「カエルの飼育は難しい」と認識されていることが多いと思いますが、本種はびっくりするくらい簡単に飼育が出来ます(後述)。

変態後は2~3cm程度とかなり小さいですが、適切に飼育していれば最大で13cm程に大きくなります。

寿命は10年前後です。

用意するもの

以下のものを用意しましょう。

  • ケージ
  • 床材
  • 水入れ
  • ピンセット
  • 霧吹き

ケージ


本種は野生下では「落ち葉の下などに身を隠し、目の前を獲物が通った際に捕食する」という生活スタイルを取っています。
そのため広範囲を動き回るという習性がなく、広いケージを使用しなくても飼育することが出来ます。
主にケージとして使用するのはプラスチック製のものとガラス製のものがあります。
プラスチック製のものは見た目がガラス製のものに劣りますが、軽くて扱いやすく値段も安いです。
ガラス製のものは重いのでメンテナンスの際に少し苦労するのと、少し値段がしますが見た目もよく生体を観察するのにも向いています。

床材


スポンジマット、ヘゴ板、ソイル等を湿らせて使用します。
熱帯魚用のソイルを使用すると、乾燥すると色が変わるのでケージ内の湿度を把握するのに便利です。
いずれも少し厚めに敷きましょう。

水入れ

カエルは爬虫類や哺乳類とは違い、「口から水を飲む」ということはありません。
その代わり、体を水に浸して総排泄孔や皮膚から水分を吸収します。
そのために水入れを置いて小さい水溜りを作っておく必要があります(「カエル池」と呼ばれたりもします)。
あまり高さがあるものを使用すると溺死する場合もあるので、高すぎないものを使用して下さい。
中に入れる水は清潔を心掛けましょう。

ピンセット

生体に餌を与える際に使用します。
飼育用のピンセットには竹製のものと鉄製のものがありますが、生体の口を傷付けにくい竹製を使用するのをお勧めします。

掃除用に鉄製のピンセットも1つあると便利です。

霧吹き


100均で構いません。
ケージ内の湿度調整の為に使用します。
1つ用意しましょう。

毎日の世話

主な世話は以下です。

  • 給餌
  • 霧吹き
  • 掃除

給餌について

べルツノガエルは人工飼料のみで終生飼育が可能です。
「目の前で動くものに食いつく」という習性があるので、ピンセットで人工飼料をつまんで目の前で振ると食いつきます。
(例えば指を目の前で動かしても同じように餌だと勘違いして食いついてきますので気を付けて下さい。目の前で動くものには何でも食いつきます)
なおべルツノガエルの人工飼料で最も有名なのはこの「ひかりベルツノ」ですが、同じメーカーの他の生体用の人工飼料は「ひかりデグデグ」「ひかりムスター」「ひかりハリネズ」等ネーミングが絶妙にダサいです

人工飼料以外にもメダカ、小赤(餌用の金魚)、コオロギも食べます。
人工飼料よりも活餌の方が嗜好性が高いです。

べルツノガエルは他のカエルとは違い拒食を起こすことはほとんどありません。
逆に、餌の与えすぎによる肥満・吐き戻しに気を付けて下さい
どれだけでも食べるからといって食べるだけ与えてはいけません。
オタマジャクシの頃から、太りすぎないように調節しながら餌を与えて下さい。
フルアダルトであれば給餌は3週間に1度程度で大丈夫です。

霧吹き

ケージ内の湿度を保つために行います。
生体に直接吹きかけるのではなく、ケージの壁に水滴を作るように行って下さい。
ツノガエルは湿度が下がりすぎてしまうと繭を作って動かなくなってしまいますので、そうなった場合は生体に直接かけてください。
すぐに復活します。

掃除

週に1回程度、床材を交換してケージを丸洗いして下さい。
ケージのメンテナンスの際、生体を他のケージに移しておく必要があるかと思います。
その際、持ち上げる場合は前からではなく必ず後ろから持ち上げるようにして下さい。
前から手を出すと餌と勘違いして食いつかれる場合があります。
カエルは噛む力が以外と強いので、最悪肉がえぐれます。

まとめ

べルツノガエルの成体見た目がとても可愛い上に「カエルの飼育は難しい」という常識を覆してくれる、最もペット向きなカエルの飼い方を紹介しました。
これから両生類を飼育していきたい方の入門種としても最適です。

可愛らしく色も綺麗なベルツノガエルの飼育を、是非楽しんで下さい!
 

 

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